aya takahashi レポート
先日のリヤカーナイトでお会いした方はお久しぶり、そうでない方は初めまして。
大変遅くなりました。
12月17日~19日まで、宇都宮→水戸をひいたayaです。
このままレポート提出逃げ切れるかと思ったんだけどそうもいかず。
がんばって思い出して書いてみます。
思い起こせば去年の10月、恒例の飲み会で工藤くんが言った
『リヤカーで南米周りたい』
それ、いいねえ~なんて話してた数日後、リヤカーで日本一周しよう!ってお知らせ。
アレは前振りだったの?と思いつつ、おもしろそうなイベントには参加しなきゃ気が済まないので
東京に来たら引くよ~ってお返事してたのだけど、どうやら関東に来る頃、私は第二の故郷の南アフリカにいる予定。
ちょうど希望者がいない、と言ってた時期に行くことになりました。
旅は好きだけど、いつでも行き当たりばったり、
その日の運と気分で移動してる私は予定をたてるのも地図を見るのも超苦手。
日程とルートを前もって自分で考えなくちゃいけない、と知った出発前夜。
結局一睡もできないまま、一晩中ネットで情報収集。
宇都宮駅で本日17日の助っ人、えにかちゃんと合流。
前夜の急な助っ人募集の呼びかけに応えてくれたえにかちゃん、
ほんとにありがとう。初対面とは思えないほど楽しく過ごさせてもらいました♪
まずは二人でリヤカーちゃんをお迎えに。
軽く迷子になりつつ、前日えいちゃんが預けてくれてた興禅寺へ。
ご自宅の方にご挨拶に行くと、残念ながらご住職は九州に行かれてるとのこと。
お嫁さんにご住職から預かったという、安全祈願のお数珠ブレスレットを頂いちゃいました☆
11
時
に宇都宮を出発して、お昼休憩を済ませた午後1時過ぎ、本日二人目の助っ人西谷さんの登場。
甘いプリンの差し入れが体に染みたわ~ありがとう☆
さて、道中に関してはえにかちゃんのレポですでにお伝えしてるので
どうぞそちらをご覧ください。
通りすがりの方たちの応援の声と、温かいお茶の差し入れ。
そして何よりも助っ人の二人のおかげで、
午後五時に本日のゴール、真岡鉄道七井駅周辺に到着。
ありがとう、えにかちゃん、西谷さん。
一番最初に目についた七福自動車整備工場に一晩預かってほしいと頼むとあっさりオッケー。
ありがとう、おっちゃん、おばちゃん☆
そしてなんと、そのあと今夜の宿泊予定地、七井のお隣の益子に向かうため無人駅で電車をひとり待ってると、
七福のおっちゃん&おばちゃん、駅がちゃんとわかったか心配してやってきてくれたのでした。
そこで私ひとりなのを心配しておうちに泊まってけ、って言ってくれたのですが・・・
私、どーーーーーしても!酒が飲みたくて、お気持ちだけ頂いてお二人と別れて益子へと向かいました。
益子駅からいくつも電話してやっと見つけた宿にタクシーで向かうと、
そのあまりやる気なさげな宿の部屋は凍えるほどに寒くて、
ビール飲みたい→でも寒い・・・
シャワー浴びたい→でも寒い・・・
2時間くらいヒーターの前でうずくまってました・・・
さらにちびタオルと固形石鹸しかもらえず、まさかの石鹸シャンプー・・・
やっぱ、七福のおっちゃんとこ泊めてもらえばよかった・・・
翌18日は栃木県→茨城県の峠(県境)越え、益子に向かいます。
またまた急な助っ人募集に高橋くんが応えてくれて、電話で明日の打ち合わせ。
そして翌朝、益子の宿から七井の七福までは宿のおっちゃんが車で送ってくれました。
やる気なさげ、なんて書いてごめんね。ありがとう☆
七福のおっちゃん、おばちゃんに差し入れのピーナッツをずっしり頂いて、
笠間に無事に着いたら電話しなさい、って言われて送り出されました。
まずは昨日の助っ人えにかちゃんの差し入れ、チオビタ飲んで元気に出発です。
助っ人の高橋くんと1時間交代で歩き出して間もなく、見覚えのあるおっちゃんが対向車線に登場。
なんと、また!七福のおっちゃん。
『なんだ~、まーだここかあ~』
なんつって、笑いながら去っていきました。
さてさて道中のお話は、高橋君のレポへ。
高橋レポート
9:00、前夜から電話でうち合わせをしていたあやさんと真岡鉄道七井駅付近、前夜リヤカーを置かせてもらっていた整備工場で合流。工場のご夫妻の温かい声援を送られていざ出発。七井の狭い町をスルーし、コンビニで朝飯、昼飯を買い込む。
駐車場で朝飯を食べつつ、ちょっとした作戦会議をし、1時間ごとに交代でリヤカーを引くこととする。と、ふとリヤカーを停めていた駐車場の隣の車の方からお菓子をいただいてしまった。なんと栃木の人は、優しいんだろう。
20キロと表示のある笠間に向け、県道1号線をどこまでも進む。交通量は多いが、周囲にはのどかな田園風景が広がる。一人で黙々と歩くにはなかなか大変な感じがするが、ときどきあやさんの仕事の話を、ときどき旅の話をしながらだとけっこうあっという間な感じだ。
2時間ほど歩いたころ、通りすがりに車の女性から声をかけられた。この方はこの地区の民生委員の方。以前地区の人たちと東北の被災地に支援に行かれたこともあり、このリアカーが宮城から引かれてきたことを話すと、とても興味深く聞いてくださった。その上、お茶まで頂いてしまい、またしても温かい栃木の人の心遣いを受けてしまった。
3時間ほど歩いたところで茂木町の「いい里さかがわ館」で休憩。ここでふと目にとまった名物「そばどろぼう」を頂く。「そばどろぼう」はそばとコメを混ぜたものを串に刺して焼き、柚子味噌をつけて食べる。そばの香ばしさに、柚子味噌の甘さがよく合う。味、触感ともなかなか新しい感覚だ。なぜ「どろぼう」ならば、「酒盗」と同じことで盗んで食べたくなるほどおいしいものだからだそうだ。
館の方々の温かい声援を受け、再び出発。
13:30、仏ノ山峠を越え茨城県突入。峠道はそれほど急でもなく割とラクだった。
15;00、笠間の国道50号に合流。明日はここから水戸に向けて50号を直進することとし、近くの神社に今夜のリヤカーの保管をお願いしたところ、快く受け入れて頂いた。本日リヤカーが進んだ距離は23キロ。
15:30、笠間駅前まで歩く。目にとまった駅前の旅館にあやさんは宿泊の交渉へ。オレは我慢してたものを出しに公衆トイレへ。出すものを出して、旅館に行ってみると、今夜の空き部屋があったらしく、あやさんの宿はここに決定。
そのあと、旅館の隣の定食屋でささやかにお疲れ会。あやさんはやっぱりビール。オレはこのあと車を運転しないとだめだったからウーロン茶。ギョウザ、エダマメなんかをつまみにちびちびやってると、OH!もう電車の時間ではないか。実は今朝七井の駅前まで車で行ったのでまた七井に取りに戻らにゃあかん。ということで、今日の2人旅はこれにて終了。
それにしてもリヤカーを引きながら道中声援をいただいたり、お菓子やお茶まで下さった方々の心遣いには何とも言えないものがありました。 仰々しい言い方ですが見ず知らずのリヤカー引きに温かい親切をしてくださる方々がいるなんてまだまだ日本も捨てたもんじゃないさ!
最後にこの企画に加えて頂いた工藤さん、つまらぬ旅話に道中延々付き合ってくれたあやさんに心から謝謝(^^)。(Y・T)
思ったより峠もきつくなく、日暮れ前に笠間に到着。
高橋くんと乾杯して笠間駅でお別れ。
ほんとにありがとう☆初対面とは思えないほど旅の話、盛り上がったよね♪
再び aya takahashi レポート
宿の温かいお風呂にゆっくりつかって、
七福のおばちゃんに、無事到着したよ電話を入れてみたら、
なんと、途中で登場したおっちゃんは心配で見に来たんだそう。
ほっこり幸せ気分でビール飲みだしたらエンジンかかって、
いかん~、と思いつつもワインを一本空けて、ぐーっすり眠りました☆
最終日、本日の助っ人はまっつん。
前夜えにかちゃん・工藤くんから
『まっつん、相当飲んでるから明日無理かも・・・』
ってな連絡きてて、でも3日目ともなればかなり慣れてきてたので1人でもいっか、
と思ってたんだけど、まっつん二日酔い&寝不足なのにがんばって来てくれました。
ほんとにありがとね☆
笠間駅で集合したあと、いきなり迷子になりつつ11時頃やっと前日のリヤカー預け場所、石井神社着。
神主様にお神酒とお菓子を頂いてスタートです。まっつんとも今日が初対面。
これまたそうは思えないほど楽しく過ごせたね、ありがとう☆
こちらの道中もまっつんのレポがすでにあるので、そちらをご覧くださいね。
実は3日間でいちばんきつかったのがこの最終日、笠間→水戸でした。
R50を延々と進むこのルート、水戸市に入ってからも、
【県庁】の文字が道路標識にでてからも、とにかく長い!
交通量も多くて自転車道はぐるっと迂回してたり、
脇の細い急な坂道をつかわなくちゃいけなかったりと
トラップだらけで、ほんと1人だったらくじけてたかも。
歩くのもしんどそうなまっつんと、言葉もなくどんどん日が暮れていく道を進んで、
午後5時40分、ついに茨城県庁到着☆
まっつんの大活躍で県庁にリヤカーは預けてもらえることになり一安心。
職員さん、まっつん、ありがとう☆
水戸から東京へ帰る頃にはひざが痛くて痛くて、
駅の階段も一段ずつしか昇り降りできないくらい。
でも普段まったく運動をしない私でも3日間、
こんなに歩けるものなのね~とかなり感動☆
通りすがりの励ましの言葉や差し入れをくれた方たち、
Facebookで応援とアドバイスをくれたメンバーのみんな、
助っ人のえにかちゃん、西谷さん、高橋くん、まっつん、
本当に感謝してます、ありがとう☆愛してるよ~
とってもとっても楽しい3日間でした♪
ayaさんのブログは、コチラ。
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