2011/04/10(火) 金子レポート 序章

 

リヤカー?

 

リヤカーという奴は実に面白くもあり、恐ろしいものでもある。
つまり、人が杓子定規に決めることが出来ないものなのである。

ここまで、ずいぶん沢山の人たちに喜びを与えてきたであろう。

これまで、幾人の引き手たちに艱難辛苦を与えてきたであろう。

リヤカーには人の営みに似た喜怒哀楽が充満しているのである。

「リヤカー」その答えを見つけ出すには余りに難しいのである。
例えて言うならば、濡れずに水から出てくるようなものである。

 

堅苦しい出始めである。

時にはこうなるもリヤカーなのである。

 

では、行こう!

 

引きたければ引けばいい。
押したければ押せばいい。
乗りたければ乗ればいい。

休みたければ休めばいい。

 

それでいいんだよ。

きみでいいんだよ。

自由でいいんだよ。
本当にいいんだよ。

 

 

喉が渇けば水飲めばいい。
腹が減れば飯食えばいい。
食べ過ぎたら太ればいい。
太ったならばブタでいい。
ブタが嫌ならカバでいい。
カバが嫌ならバカでいい。
逆立ちすりゃすぐなれる。

 

それでいいのかな?

きみもいいのかな?

自由でいいのかな?

本当にいいのかな?

 

 

 

疑問はさておき、本題に入ろう。

4月10日火曜日、さいたま市の桜は満開であった。正に花見の絶好期であった。

にも拘らず、愚かなる私は清酒18カップを持ち電車に揺られていたのであった。

何故だ?どんなにアタマの回転の悪い人でもその理由は既にお分かりであろう。

 

だが案外、分からない輩がひとり、ふたりはいるかもしれないので 知らせよう。

否、いくらなんでもリヤカー引きに居るとは思えないと言いたいがひとりいた。

誰だとは言わない、言えない。だが察しのいい人はある人物を浮かべている筈だ。

 

そう、あの人。

えっ、まだ分んない?

ホントに?ウソでしょ?

分かってるくせに冗談は良子さん。

じゃぁ、ヒントね。「親子」でどうだ。

えぅ、まだ分んないの。それ以上言ったらダメでしょ。

でも知りたいって。ここまできたら、もうどうにもこうにも知りたいの!

それじゃ~ね、君だけにそっ~と教えちゃう。いいかい「○×さん」だよ~ん。

 

タイヤは滑らしても口は滑らせないのがリヤカーである。

 

電車は豊橋に着いた。ここで豊橋鉄道に乗り換へ終点三河田原駅行き、バスに乗って伊良湖岬まで行く。

先程、工藤ちゃんにメールをしたのだが一向に返信がない。計画通り、予定時刻に伊良湖岬に到着する。

もしやと思いつつ、乗船切符売り場窓口へ行き、リヤカー引きが来たかどうかを聞いてみることにした。

答えはNOであった。時刻は17時40分。最終便は 出て行った。売店はその前に閉まり自販機以外はない。

取り敢えず、幕営の準備をして連絡を待つことにする。携帯が鳴った。発信者は張本人工藤ちゃんである。

 

「スミマセン、同行者が足を痛めたので和地というところで切り上げました」

 

「GA~~~~N」疲れが一気に出て思わず大地にへたり込む。

 

「ホント、スミマセン。そこから10キロ手前です」

それを聞いて卒倒した。

 

「バスはありません」

それを聞いて今度は跳ね上がった。

 

「歩くか、一旦駅まで戻りバスに乗り換えるしかありません」

 

 

絶句!

 

 

初日からとんでもない展開である。

天気予報は今晩から雨である。正に泣きっ面に蜂である。

明日はどうなることやら、リヤカー史上初の逆戻りスタートである。

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