013/06/22(土) 徳島県牟岐町 金子レポート

マサオがいなくなり単調な道のりになった。

海が見えた。

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湾のようだ。

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船が舫ってあった。

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石碑があった。

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尊い命が海に呑まれたのだ。

地上では狸も然り。

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街が現れた。
今後の備えとして、ホームセンターへ行く。

必要、最低限度の買い物をして先へ進んだ。

12:00昼だ。

目先に「ほか弁」があった。

ほか弁の王道「のり弁」を買う。

海南駅を前方上に見据えた屋根付きバス待合所にて食す。

食後、又もや黙々とリヤカーを引く。

宍喰温泉手前の7/11で休憩す。

宍喰温泉へ寄るが商業媒体に「オンブニダッコ」でウンザリ。

「すぎのこ市場」でトマトを購入す。

左右見通しのいい橋を渡った。

左手の海が消えて緩やかな坂が始まった。

その時であった。

「ちょっとちょっと、あなた、そこ行く、あ・な・たってば!」
反対車線から妙齢な婦人が手招きをしてきたのであった。

すると、突然だが粟森君が介入してきた。

「先生、もしかして、これは、もしかしてですか?」
「粟森君、君は何を考えているだ!ここは新宿でも、鴬谷でも、千束4丁目でもない!」
「遊海先生、流石流石、よくご存じで。4丁目なんて、渋すぎです。トウシロウとは思えません。この、色男が、畜生、憎いね!よっ日本一!」

人生には時として思いがけぬ、予想外の展開が待ち受けていると言う事を体験するリヤカーであった。

「ここの、ママさんがあなたの事を連れて来いと言ってるんですよ!」

頭上高くにお天道様が善悪の全てを照らしていた。
一瞬、怯んだと言っておかないと行けない雰囲気が流れているが無視する。

声の方向を見ると「ひこうせん」の看板を掲げている喫茶店があった。

意図は良く分からないが取り敢えず休憩がてらに立ち寄ることにした。

扉を開けて中に入るとひんやりとした空気が火照った肌を優しく包む。

店内はとてもお洒落な造りだ。

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カウンターの席へ導かれた。カウンターの中で珈琲を淹れている婦人がママさんらしい。

「あなた、何処から来たの?」
「なんで、リヤカー引いてるの?」
例の如くお決まりの質問攻めが始まった。

これこれ然々云々と要領よく簡潔に説明をする。

「そう、私は使い方が良く分からないけど、フェイスブックに友達申請しておいて、そこのパソコン自由に使っていいから」

なんと、さっぱり、すっきりした性格の持ち主なのだろう。遠慮なく、PCを使わせていただく。

PCを操作していると均等に切られたスイカが品よく皿に盛られカウンターに運ばれてきた。
よく冷えたスイカが五臓六腑に沁みわたり、徐々に体内から熱を奪い去って行くのが分かる。

そして、目の前で丁寧に淹れられたコーヒーの香りが脳を覚醒させた。
「リラックス」寛ぐとはこういうものかとリヤカーはつくづく思った。
「♪ダバダ~・ダバダ~♪」とBGMが流れてもおかしくない雰囲気だ。
そして、「リヤカー」は「違いの分かるリヤカー」へと変わってゆく。

つづく

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