2013/11/2(土) 熊本県熊本市―長崎県島原市 工藤レポート

朝五時半。ウォーキングのご老人たちが活発に活動中。僕もそろそろ活動開始しなくてはとテントの外を覗くも、外はまだ真っ暗だ。じいちゃんばあちゃんは、お達者です。

僕は、もうしばらく寝ることにした。六時半、ようやく外が明るくなってきた。

テントを畳んで県庁を目指す。

上江津湖CA3I0893

なぜか発展途上国の朝の匂い。どこかでゴミを焼いているようだ。その煙の匂いと排気ガスと朝の緑の匂い。この匂いの混ざり具合が、途上国を歩いている時に嗅いだ匂いと同じだった。

程なくして熊本県庁に到着。朝の体操中の老夫婦にモデルになっていただき県庁前の記念写真。ちょっと照れ屋な奥様。お二人ともご協力ありがとうございました。熊本県庁攻略!

CA3I0895

CA3I0899

CA3I0894

CA3I0897

学校へ向かう高校生の集団の中、リヤカーを牽く。

熊本の高校生は、少しシャイなのかな?みんな興味津々なのにほとんど声を掛けて来ない。

CA3I0901

CA3I0902

熊本の繁華街を抜け熊本城。

CA3I0904

リヤカーを持ち込めそうにない。外堀から記念写真。

熊本新港へ向かう。

熊本駅前を通過!

CA3I0905

市街地を抜けるとひたすら真っ直ぐな道が現れた。

田んぼと畑の真ん中を、一直線に続く道をひたすら進む。

曇り空。変わらない風景。気が滅入る。

暇つぶしに写真を撮った。

CA3I0906

CA3I0908

そんなとき、男性に声を掛けられた。

ナイスタイミング!

200mほどリヤカーを牽いてもらう。田んぼの側溝にコイがいるところ教えて頂いた。

そんな東さんと記念写真パチリ。

CA3I0910

CA3I0913

なんだかいい事書いて有った。

CA3I0914

更に退屈なまっすぐな道を二時間近く歩きようやく熊本新港に到着。

さて問題のフェリーのリヤカー運賃。

小型貨物扱いだったが乗船券込みで1800円。妥当なところだろう。待合室に隣接するレストランで、少し焦げ臭いソースの掛かったオムライスをたべた。

CA3I0915

超カッコいいバイクと並ぶ超カッコいいリヤカー?

CA3I0916

バイク集団と一緒に乗船。

CA3I0917

CA3I0919

かもめが飛び交う中を出航!

CA3I0921

曇天の海。これから1時間の船の旅。

CA3I0923

座席に腰を下ろした瞬間、睡魔に襲われる。気付くと島原の港が目の前に見えた。船の旅を満喫なんて話じゃなかった。

29県目!長崎県へ突入。

島原は、思っていたよりは街だった。海岸線沿いに進む。雨がパラつき始めた。

通りすがりのおじさんから突然差し入れを頂いた。ありがとうございました。

CA3I0925

ホームセンターを発見し穴の空いていたビニールシートを新調。

ホームセンターの従業員さんに声を掛けられる。古いビニールシートを、処分してもらう。

ありがとうございました。

しばらく歩いたところに青看板あり。真っ直ぐ海沿いに行っても長崎、左に曲がって半島を横断しても長崎と書かれてある。

CA3I0927

ここがこの旅のとても重要な分かれ道だった。

分岐点の近くを歩いていたおばちゃんにどちらが良いが尋ねる。

左に曲がって少し坂を上れば、半島を横断する真っ直ぐな広域農道がある。

曲がりくねった上り坂を上がり始めた。15分ほど上ったところでおばあちゃんとその娘さんに声を掛けられる。長崎へ向かいたい旨告げると、おばあちゃんが、引き返して海沿いに進むべきとアドバイスをくれた。

しかし、男として一度踏み出した道を後戻りは出来ぬ。いいえ、僕には、単にせっかく上ってきた坂を下る勇気がない。

かなり迷った挙句、広域農道を進むことにした。(この時、下る勇気があれば…。)

汗をかきながら必死に坂道を上っていると、軽トラが近づいてきておじさんが袋いっぱいのみかんを差し入れしてくれた。ありがとうございました。

CA3I0928

広域農道に入った。

道は狭いが平らで歩きやすい。

広域農道を選んで正解だ!車からたくさんの声援もいただけた。

子供づれの奥さんが、測道に車を停めて待っていてくれた。記念写真をパチリ。

CA3I0929

完全に日が落ちた。広域農道の悪夢の始まりだ。

まずは、街頭が極端に少ない。

信号が少ないので帰宅を急ぐ車がものすごいスピードで通りすぎて行く。

急にトラックも多くなった。

お店がまったくありません。

逃げ道もありません。

誘導灯を目いっぱい振り回しながら居場所をアピール。

嫌な汗があふれて来る。緊張。無意識に歯をくいしばっている。

ようやく見つけたコンビニでラッシュが終わるの待つことにした。

駐車場でのんびり寛いているところに、可愛い女性からの差し入れあり。地元の木村さん。

ありがとうございました。記念写真をパチリ。

CA3I0930

この先、相当厳しい山道になる。3キロほど下れば海沿いの道に出られるとのアドバイスを頂いた。

頭では理解していた。教えていただいた海沿いへの分岐点。駄目です。3キロも下るなんてなんて出来ません。この先、厳しい道が待ち構えていてもどうしても体が言うこと利かない。

心が真っ直ぐ進めと譲らない。結局理屈は、心の力には適わない。交通量が急激に減った真っ暗な農道を僕は進んでいた。

食堂を見つけ、マグロ丼を食べる。

CA3I0931

再び真っ暗な本当に真っ暗な農道を進む。農道の左右は畑と急な山肌、テントを張れる様な場所がない。ただただ進むしかない。かなり急なアップダウンが始まった。

雨がかなり本降りになってきた。

汗だくになりながら真っ暗で終点の分からない上り坂と下り坂を一人進む。

相棒が欲しい。

遠くに見えるコンビニの明かりがなんとも愛おしい。

久々に現れたコンビニで小休止。

再び前進。トンネルをいくつか抜けたころでようやくテントが張れそうな空き地を発見。時刻は10時を廻っていた。

2日目はここまでです。

おやすみなさい。ときどき通る車の音が、トンネルの中を反響してうるさいです。

広告
カテゴリー: リアカーレポート パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中